シンガポールの料理
このページは、シンガポールの美味しい食べ物を紹介していきます。

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更新日:
 2008年11月3日




◎チキンライス、鶏飯(Chicken Rice)
◎バクテー(肉骨茶、Bak kut the、Bak kut tei)
◎プロウンロール(Prawn Roll)
◎ペーパー・チキン(Paper Chicken)
◎マンゴープリン(Mango Pudding)


◎チキンライス、鶏飯(Chicken Rice)
 鶏のだしで炊いたご飯に、ジューシーな蒸し鶏とチキンスープが添えられた料理です。蒸し鶏はチリソースやショウガソースなどを付けて食べます。
 チキンライスと言うと、日本ではケチャップ・チャーハンをイメージしてしまいますが、シンガポールのチキンライスは、茹でたり、焼いたりしたチキンを、チキンでとったスープで炊いたライスと一緒に出される料理です。
 一般に、シンガポールのチキンライスは「海南風」と呼ばれます。もともとは中国の海南地方の料理で、海南出身者によってシンガポールにもたらされたものと言われているからです。
 実際には、シンガポールのチキンライスは海南風だけでなく、濃いソースを特徴とする広東風のものや、マレー系の人がつくる「ナシ・アヤム」などもあり、たくさんの種類があります。

◎バクテー(肉骨茶、Bak kut the、Bak kut tei)
 バクテーとは、「豚肉のスペアリブの漢方煮込み」と言うべき料理です。店ごとに、それぞれ独自のレシピで香草(ハーブ)と漢方薬を調合しているので、店によって味や香りは大きく異なります。したがって、一言で「バクテー」と言っても、様々な味、種類があることになります。
 メインとなる骨付きブタ肉は長時間、弱火でコトコト煮込んでおり、口の中でとろけ、あまり油っぽさは感じません。スープは、この料理のメインです。御飯にかけても良し、そのまま飲んでも良し、一緒に食べる揚げパン(油條)を浸して食べても良し、兎に角、スープを味わうことです。
 もともとは中国で生まれた料理のようですが、現在のバクテー発祥の地と言われているのは、マレーシアの港町クランです。マレー半島に渡った中国人港湾労働者が、炎天下の苛酷な労働時に食べた料理として広まったようです。現在、バクテーがあるのは、マレーシアとシンガポールだけのようです。ただ、マレーシアではどこでも同じような味のようですが(行ったことが無いので、シンガポールの人に聞いた話ですが)、シンガポールではそれこそ、店によって様々な工夫がこらされていて、バクテーの宝庫になっているようです。
 バクテーは、「肉骨茶」と書きますが、「肉骨」はありますが、「茶」は入っていません。バクテーと一緒にお茶を飲むことから、「肉骨茶」となったようです。シンガポールの人に連れて行ってもらった店では、自分で茶葉を持って行って、ヤカンに入れて、自分用のお茶を淹れていました。他の店では、店が用意してくれたお茶を飲むようです。
 また、料理が来る前に、小皿にニンニクのみじん切り、チリ、醤油を入れて、付けダレを作っておきます。また、店が用意してくれた中国茶の入った桶で、湯のみ、箸やレンゲを洗浄しておきます。
 さらに「ユィー・チャ・クォエ」(油條)という細長い揚げパンを一口大にカットしたものも注文しておきます。これは、スープに浸して食べると美味しいです。
 バクテーには、スープがない「ドライ・バクテー」というものもあります。これも美味しいです。どこの店にもある料理ではないようですが、是非、食べるべき料理だと思います。



             バクテー 



             ドライ・バクテー 

◎プロウンロール(Prawn Roll)
 プロウンロールとは、“エビまき”のことです。料理というよりは、スナックですね。小エビを春巻きの皮で包んで揚げたピリ辛の海老スナックです。いろいろなメーカーあるようですし、どこでも買えるものです。
 シンガポールに旅行に来ると、多分、箱入りの高いものを買わされると思います。私は、コンビニエンスストアや、カルフールに行って、45gくらいの小さな袋入りのものを沢山、買って帰ることにしています。お土産に配るのにも、自分でおつまみにするにも良いのです。だいたい、1〜1.2S$(約80円)程度で買えると思います。



◎ペーパー・チキン(Paper Chicken)
 喜臨門大飯店(英名:Hillman Restaurant)というお店の名物だそうです。住宅街の入口にある中華料理屋さんという感じのお店で、本当は広東料理のお店だそうです。
 ペーパー・チキンとは、ショウガと醤油ベースの特製ダレに漬け込んで下味をつけた鶏肉を、特殊な紙に包んで揚げた料理です。紙に包むことで余分な脂が抜け、ふんわりと柔らかい蒸し焼きになり、鶏肉の旨味を堪能できる料理です。
 噂では、作り方の詳細はマスターしか知らず、奥さんにも教えていないとか。見た目は、簡単そうな料理ですが、タレの製法、漬け方、時間、紙、油、温度など、秘伝の方法があるのでしょうか。
 皮が紙にくっついて、とれなくなってしまったりしますが、気にしません。でも、その皮を剥がして食べると、また美味しい。シンガポールに行ったら、是非、一度は食べたい料理です。



◎マンゴープリン(Mango Pudding)
 マンゴープリンと言うと、香港が有名なようですが、私は香港に行ったことがありませんのでそちらのことは良くわかりません。しかし、シンガポールでも非常に有名で、定着しているデザートの一つです。旅行でシンガポールに来れば、きっと、高いマンゴープリンを売りつけられると思います。
 私は、スーパーマーケットなどで売られているものを買って帰ることにしています。値段が安いので、自分用にも、お土産にも持ってこいです。もちろん、高いものと比べると味に差があるのかもしれませんが、高いものを食べたことがないので、分かりません。
 ただし、マンゴープリンをお土産にする場合、問題が一つだけあります。重い、ということです。写真のような6個入りでも、そこそこの重さがあります。これを2パック、3パックと買うと、それだけで荷物の重さが大変なことになります。